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| 関口氏： | ２０００本たばねたバラを贈るごと |
| KARI-RING： | きみのまわりの香り華やぐ |
| KARI-RING： | 日本酒を２合徳利はぬるすぎて |
| 関口氏： | あらためて思うはだのぬくもり |
| 関口氏： | 抱きしめた冬がふたたびめぐり来て |
| KARI-RING： | 今は素直に肩に手まわす |
| KARI-RING： | 冷たいね雨降る夜はかさひとつ |
| 関口氏： | だけでかばった思い出ひとつ |
| 関口氏： | 憶えてるきみにおごったスプモーニ |
| KARI-RING： | 細身のグラスの底の紅色 |
| KARI-RING： | 冷めたピザひとつのこして君の名を |
| 関口氏： | 忘れようとする一夜はじまる |
| 関口氏： | いくたびも君を泣かせた秋の雨 |
| KARI-RING： | 僕の心の雨はやまない |
| KARI-RING： | 手に入れたはずの君の心素通りし |
| 関口氏： | ひこうき雲は空のかなたへ |
| 関口氏： | カーラジオチューニングする君がいて |
| KARI-RING： | ２０００回でも君をさがそう |