どこでもない「ここ」





1年中桜舞う地が退屈でなくなった日に祝杯をあげる

うずもれたあなたのためのプレゼント見つけたいから片付けに来て



1年間毎日誰かの命日で誕生日なんだ何が特別

特別な一日じゃない付加価値はきみだからつく11月9日



スキという言葉使って伝えられる程度の気持ちはとっくに超えた



血の海に浮かんだ夢を二人してつかもうとしてあっぷあっぷ

まっすぐにすっと立ちたる君の持つ力僕にも分けてください

生まれた日の記憶はなくとも生まれた日を祝う思い出増えていけばいい

缶ビール片手をふさぐハイライト唇をふさぐ 飛んでけどこかに

ああそうだ抱きしめること口づけること思い出じゃないたった今のこと

幸せの定義はいらない笑っているきみがいるからあたたかいんだ

笑ったりないたり忙しいくらい振り回していて僕はここにいる

「あそこ」でも「そこ」でも「どこ」でもない「ここ」に君と二人で並んで座る

これからは無論一人じゃ祝わない誕生日とかいう名の記念日

生き続けるための気持ちをくれていることに無自覚 きみだからきみ









2005年1月13日

短歌トップ

トップ



テレワークならECナビ Yahoo 楽天 LINEがデータ消費ゼロで月額500円〜!
無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 海外旅行保険が無料! 海外ホテル